2018年6月6日
■炭酸水の効果
先日6月4日
NHKあさイチで「大ブームの炭酸水・徹底活用術」という放送がありました。炭酸水の飲み方と飲む量によって食欲が変わってくるという内容でした。
食前に炭酸水500mlで食欲減！
番組では60分間ドーナツの食べ放題の実験がありました。実験では3つのグループに分けて検証が行われました。
・炭酸水を飲まなかったグループ
・食前に500mlの炭酸水を飲んだグループ
・食前と30分後に炭酸水を飲んだグループ
【結果】
・炭酸水を飲まなかったグループ→7個
・食前に500mlの炭酸水を飲んだグループ→6個
・食前と30分後に炭酸水を飲んだグループ→8個半
食前に500mlの炭酸水を飲んだチームは１人当たり6個を食べ、炭酸水を飲まなかったグループは1人7個を食べました。
炭酸水を500ml飲むと、胃が張ってぜん動運動が弱くなり、胃の中に炭酸ガスが充満して満腹中枢が刺激されるそうです。その結果、食欲が抑えられる効果があります。これは経験的にある程度予想できたことかもしれませんが、500mlペットボトル1本の炭酸水を食前に飲むのはちょっと大変かもしれません。
食前にコップ１杯の炭酸水で食欲増進
コップ１杯の炭酸水を食前と30分後の２回飲んだグループは１人当たり8個半食べることができました。炭酸水を飲まなかった人は7個ですので、少し余計に食べたことになります。コップ１杯の炭酸水の場合、適度な炭酸ガスが胃壁を刺激して、ぜん動運動が活発になり、消化吸収を促すそうです。
炭酸泉で血流アップ
炭酸水のお風呂「炭酸泉」は、普通のお湯に比べて低温かつ短時間で血行がよくなるそうです。炭酸泉に入ると、二酸化炭素が皮膚の中に入り込み、その二酸化炭素が毛細血管を広げる働きをして血行がよくなるとのことです。
実際、東京都内の銭湯「井草湯」では、2018年4月の改装時に高濃度炭酸泉を導入したそうです。
番組では、炭酸泉に何分入れば効果が現れるのか、血流量が測定されました。
結果、炭酸水のお風呂に入ると、血流量が大きく上がり、お風呂から上がった後も暖かさがより長く持続しました。普通の湯に10分入るよりも、炭酸泉に5分入るほうが血行促進効果が大きかったのです。
普通の湯に入浴した場合、5分後の血流量は8.0mml/分/100g、10分後は9.6mml/分10g。一方、炭酸泉では5分後で12.8mml/分/100g。また、10分後は14.2mml/分/100gになりました。
肌荒れ解消
皮膚科・形成外科医の齋藤真理子先生は、10年前、大学病院に勤めていた頃、皮膚科医なのに肌荒れがひどく、悩んでいたそうです。
塗り薬や飲み薬、レーザーなどさまざまな治療を試しましたが、なかなか改善しませんでした。自宅に炭酸ガスを混ぜる機械を導入したシャワーを設置し、炭酸パックを毎日行ったところ、３か月で肌荒れが解消したそうです。これは、炭酸によって血行がよくなり、肌の新陳代謝が促されたことに加え、炭酸の泡が肌の皮脂を吸着して取り除いたためとみられます。
家庭で簡単にできる「炭酸パック」
1. コットンに炭酸水をひたひたになるまでかける。
2. 肌に５〜１０分のせておく。
途中で、コットンに炭酸水を追加すると効果が高まります。*効果には個人差があります。
*只今アンダンテでは、炭酸入りミネラルウォーター サンブノワが賞味期限が2017年7月までと短い分が20% Offでお買い得になっています。
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・炭酸入りミネラルウォーター サンブノワ 1250ml
