白雪の詩
2000年のアンダンテオープン当初から取り扱っている、ねば塾さんの石けん「白雪の詩」が新聞で紹介されました♪
白雪の詩は無添加の白い石けん。泡立ちもよく、すっきり洗えて、ファンの多い商品です。
白雪の詩のほかにもハーブを練り込んだ石けんや豆乳入りの石けんなど、ねば塾さんの石けんはどれもおすすめです(*^-^*)
■ねば塾さんの石けん
https://www.shop-andante.com/goods/osusume/neba/neba_soap.htm
白雪の詩が紹介されたのは、2月11日(月)の読売新聞、「解」というコラム。掲載された記事をご紹介します(^o^)
『障害者 真の社会参加』
社会保障部次長 林真奈美
「白雪の詩」という石鹸を数年前から愛用している。洗顔も入浴もこれ一つ。石鹸素材以外は一切含まず、きめ細かでたっぷりとした泡が心地よい。表示は「台所用」だが、インターネットで人気ランキングの常連だ。特大サイズ2個入りで263円(税込)と価格も手ごろ。大手ドラッグストアでも取り扱う。
製造元の有限会社「ねば塾」(長野県佐久市)は、障害者が働く場として設立され、社員50人の半数が知的・精神障害者だ。行政の補助金は受けず、約150種類の石鹸を作って年間2億円超を売り上げる。
障害のある社員も割いて賃金を保証され、平均月収8,9万円。彼らが活躍できるよう、工程の大半が手作業だ。収益の残りは社員が住むグループホームの整備に充てる。「真の障害者福祉とは、保護や施しではなく、能力を生かして働き、その収入で暮らせる環境を作ること」。社長の笠原愼一さんの信念だ。
笠原さんは障害者施設の職員だった1978年、「社会で働きたい」と望む重度知的障害者の入所者2人を引き取り、ねば塾を開始。当初は3人で土木作業会社に勤めたが、入所希望者が増え、職場確保のため石鹸つくりに転じた。何年も赤字続きだったが、老舗メーカー社長の指導を得て品質向上を追求した結果、ネットで評判となり、全国に販路が広がった。今ではメーカー約100社からの受託生産も手掛ける。
障害者が作ったとは知らない利用者もおおいはず。それが障害者にとって本当の「社会参加」なのだと思う。
(2月11日(月)読売新聞より)
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