歯磨き粉の成分
みなさんの歯磨き粉、大丈夫ですか?
【何のための歯磨き粉?】
今日、患者さんが持ってこられた歯磨き粉の成分表示です。
”歯周病に効くと書いてあって、ずっと使っているのに、全然治らん!”
なぜ治らないのでしょう?
歯周病を治すためには、口の中をキレイにするのはもちろん、全身の抵抗力も上げなければなりません。
口と体はつながっています。
全身の状態が悪いと、すぐにお口の中に出ます。
歯肉炎、口内炎、口の渇き、味覚障害・・・。
”口は口ほどにモノを言う!?”
抵抗力を下げる5つの病因の中の一つに、化学物質があります。
歯磨き粉の中に含まれる化学物質の代表選手は、
【ラウリル硫酸ナトリウム】
です。舌がもつれそうですが、覚えておいてください。
これは、合成界面活性剤の一つで、細胞膜を破壊して細胞を殺してしまいます。
例えば、歯磨き粉を使った後、すぐに食事をすると、変な味がしたことはありませんか?
これは、ラウリル硫酸ナトリウムが、舌にある味を感じる細胞を溶かしているからと言われます。味覚障害の原因にもなります。
歯磨き粉は口の中で使います。
口の中の粘膜には、皮膚のような角質層がありません。
そのためバリアーが効かず、有害化学物質は簡単に吸収されてしまいます。
お口の粘膜からの吸収率、何と皮膚からの13倍!!
この歯磨き粉(写真)には他にも、発がん性が疑われているものが複数入っています。
これがどんどん吸収されて、体のエネルギーを下げてしまいます。
そして、抵抗力が落ち、歯周病も治らない。
まるでマッチポンプのような商品です。
普通に売られている商品なのに!?
とお思いでしょうが、これが現実です。
商品を買うとき、注意してみてください。
参考文献
「見てわかる!図解 経皮毒」 山下玲夜著 日東書院
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