武富勝彦先生の手塩
【お塩の話】日本人で初めてイタリアのスローフード大賞を受賞なさった武富勝彦先生のお話を伺ってきました(直接ではありませんが)。
武富先生は、ご自身が自然海塩を20年とり続けて腎臓を悪くなさったことから、体にいい塩についてとことん追求してこられたそうです。
塩にはマグネシウム(ニガリ)が含まれています。豆腐の凝固剤として使われていることからもわかるように、マグネシウムにはたんぱく質を固める作用があります。
マグネシウムが多すぎると、私たちの体の中のたんぱく質も固まってしまいます。武富先生がニワトリで調べたところ、マグネシウム含有量の多い塩を与えたニワトリの肝臓は小さく縮んで黄色く変色していたそうです。
海からとった塩が体にいいというのがすっかり定説ですが、海水から作られた塩は、そのままではマグネシウムの含有量が多すぎて、私たちの体にも影響があると考えられます。
そこで、武富先生は長い時間をかけ、マグネシウム量が適正な体にいい塩を独自に研究・開発されました。
食味はいいけれどマグネシウム量が多い海塩と、マグネシウム量は少ないけれど、食味が劣る岩塩、そして海藻をブレンドしたオリジナルの塩です。
この武富先生のお塩がアンダンテにも入荷いたしました!
★武富勝彦先生の手塩
https://www.shop-andante.com/shopdetail/000000004516/
長崎五島灘の海水から作った塩に岩塩を加え、適正なマグネシウム含有量(100g中50mg以下)に調整し、福岡県糸島沖で採れた海藻(あかもく)のミネラル分を加え、ニガリの体内における凝固作用を極力少なくした健康塩です。
体にいいとされる日本の伝統食品、味噌や梅干しもこの手塩で作ればより体にいい食品になります。普段の料理だけでなく、保存食づくりにもぜひご利用ください。
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