● ● ひとりごと ● ●

2001年3月31日(土)福岡地方晴れ
しばらく前から布ナプキン(布製の生理用品。当然使い捨てではない)を使っている。初めて聞く人は、いくらエコロジーといっても何もそこまでしなくても、と思うかもしれない。私も初めて布ナプキンのことを知ったときはそう思った。いくら生理用品のゴミの量はすごいと言われても、やっぱり躊躇してしまった。

でも、いろいろな掲示板などで使った人の感想を読んでみると、布ナプキンはいいことづくめでどうしても使いたくなった。生理痛が治った、生理の期間が4日間になった、などなど。そしてほとんどの人が、市販の使い捨てナプキンに比べて、布ナプキンの方が使い心地がいいと言っているのだ。

そうして使ってみての感想。生理痛は元々あまりないので、これは変わらず。生理の期間は、4日間とまではいかなかったが、前より1〜2日短くなった。何より使い心地がぜんぜん不快でないことに驚いた。まずムレることがまったくない。思ったよりさらっとした感触だ。未だに使い続けていることが、使い心地のよさの証明だと思う。

モレの問題も、市販のものに比べてモレやすいとは感じられない。市販のものと同じ頻度で交換すれば問題はないと思う。使ったら洗うというのは面倒に違いないと思っていたが、やってみるとそれほどでもない。使い終わったものはフタつきの容器などに入れて一晩水につけておけば、汚れもわりと落ちやすい。

あと、布ナプキンにしてから、自分の血を汚いと思わなくなった。洗っていても不潔だと思うことはない。これまでは使い終わった生理用品は「汚物入」に入れていて、当然汚物だと思っていたのだけれど、それは間違いだと気づかされた。これは女性にとって精神的に大きなことのような気がする。そして実際、血の色が以前より鮮やかになったように思う。

生理痛が治る、生理の期間が短くなるなどの好影響は、多分布ナプキンが体を冷やさないことにあるのではないかと思う。使用者の感想にも布ナプキンは暖かい、という意見が多かった。すでに布ナプキンを使っていたのに、生理がだらだらと長引いたことがあった。冬場で、しかも生理の間、寒いところにいる時間が長かったことが原因だと思う。布ナプキンで暖めても追いつかないほど体が冷えていたのだろう。

もちろん、市販のナプキンに使われている化学物質も不安のひとつだ。微量のダイオキシンも検出されたらしい。最近増加している子宮内膜症との関連も指摘されている。私たちの体は私たちが思っているよりずっと敏感なのだ。布ナプキンに変えただけで、これだけの変化が現れるのだから。私たちはもっと自分の体を大切にしなきゃいけないと思う。それが地球を大切にすることに必ずつながっていると思う。
2001年3月24日(土)福岡地方雨
石原東京都知事がまた新しい政策を打ち出した。低公害車に対し、都営駐車場の駐車料金を1時間無料にするというものだ。環境問題に関しては積極的に取り組んでいる石原さんだが、これはなかなかいい政策だと思う。

ただ環境に関する条例をもうけて罰則だけをつくっても、効果のほどはわからない。でも、低公害車に乗ればお得なおまけがついてくる、ということであれば、みんなの反応は違うと思う。次に車を買うときには低公害車にしようという人が確実に増えてくるはずだ。

私は、車にガイアックスというアルコール系の燃料を入れている。ガソリンを使うより排気ガスがクリーンだといわれている。もちろん環境を考えてのことだが、価格がガソリンより安い、ということが大きい。もしこれがガソリンよりも高いとしたら、入れるかどうかわからない。

今、福岡ではレギュラーガソリンが1リットル93〜99円、ガイアックスは89円だ。安いといってもそう大きな差はない。本来なら、ガイアックスはもっと安いはずだった。ガイアックスは税金の対象外だったからだ。ところが、政府はこの低公害燃料にも税金をかけることにしたのだ。それでガイアックスはこの価格になった。

政府が本当に環境対策に力を入れるつもりであれば、ガイアックスに税金をかけず、利用を促進しようとするはずだと思う。石原都知事との差があまりに大きい。
2001年3月17日(土)福岡地方雨
こないだ「スマスマ」に沢田研二がゲスト出演していた。長いことテレビから遠ざかっていたジュリーが、やっと画面に帰ってきた。しばらく前から映画(『大阪物語』、田中裕子と夫婦役でいい味出してた)やCMには出ていたけど、テレビ番組はほんとうに久しぶりだ。すっかり太ってまるで村上龍のようになってしまったが、それでもやっぱりかっこいい。

番組中、スマップのメンバーと、往年のヒット曲をメドレーしたのだけれど、ジュリーはスマップよりずっとかっこよかった!人間は歳でも見かけでもないことを、ジュリーは実証してくれた。まず歌がうまい。やっぱり歌い手は歌がうまくないと話にならない。

あとは人間的魅力。何らかの方法で自分を表現する場合、最後にものをいうのは人柄だと思う。絵画も映画も音楽も文章も。そして歌うという表現においても、歌い手の人柄が歌ににじみ出るらしい。ジュリーは素敵に歳をとった。
2001年3月11日(日)福岡地方晴れ
10日ほど前から、ペットボトル軟水器なるものを使って、軟水風呂に入っている。その名のとおり、硬水を軟水に変えてくれる器具である。日本の水は軟水といわれているが、それでも硬度が0というわけではないし、地域によっても差があるらしい。で、石けんは、硬水では金属石けんなどが生成され、非常に使いにくい。

このペットボトル軟水器、原理はとっても簡単で、水分中のカルシウムイオンやマグネシウムイオンをナトリウムイオンに変えてくれるイオン交換樹脂というものをペットボトルに詰め、水道水をそのペットボトルに通すことで、軟水をつくるという仕組みになっている。

今回、インターネットでペットボトル軟水器の材料を購入し、説明書を元に自宅で作ってみた。ちょっとした工作だ。作ってみれば意外と簡単だったが、材料を購入してから作るまでに1ヶ月以上もかかってしまった。めんどくさがりの性格がこういう結果を招いた。1月下旬に材料を購入し、3月に入ってからやっと軟水風呂に入ることができた。

この軟水風呂がすごーく快適なのだ。まず、石けんで洗髪しても、髪がきしきししない。それどころか合成シャンプーで洗ったのと同じくらい、もしくはそれ以上にサラサラになる。洗顔もつっぱらないし、肌がつるつるになる。一応クエン酸リンスはしているけど、しなくてもいいかもしれない。

これ以外にも、思わぬところに効果が出た。浴槽が汚れにくくなったのだ。普通、ひとりでも湯船につかると、湯船の外でちゃんと身体をあらっていても、浴槽の水面のラインがざらざらになる。軟水だと、このざらざらがつかない。浴槽や洗面器の水垢も、カルシウムイオンやマグネシウムイオンが原因だったらしい。

あと、これは偶然かもしれないし、他の要因によるものかもしれないが、軟水風呂に入るようになって、体調がよくなった。慢性化している肩こりに加え、このところ、腰も重かったりしたのだが、ある日気づくと腰痛は消え、肩こりも随分楽になっていて、うそのように身体が軽いのだ。

そういうわけで、もう軟水風呂のない生活なんて考えられない。10日に一度、イオン交換樹脂に食塩水を通して、樹脂を再生しなければならないという点がややめんどうだが、それで快適な生活が得られるなら、がんばれると思う。
2001年3月4日(日)福岡地方雨
諫早湾堤防の水門開放にひかりが見え、川辺川ダムの年度内着工のめどが立たなくなったりと、このところうれしいニュースが続いている。これまでは、どんなに地域住民の反対があっても公共事業の見直しはないというのが一般的だったが、ここにきて変化が見られるようになった。政治・経済の停滞とは逆に、社会は着実に成熟しているような気がする。

友だちに、何でそんなに環境問題とかに関心があるのかと聞かれたことがある。なぜ環境問題に関心をもつようになったのか、それには思い当たることがある。もちろん、母がそういう意識のある人で、子供の頃からそういう母を見て育ったから、その影響はあると思う。

それともうひとつ。私が小学生だった頃というのは、公害問題が騒がれていた時期で、水俣病やイタイイタイ病などの公害病が社会問題になっていた。テレビのニュースでは連日のように公害問題が取り沙汰されていて、子供心に大きなショックを受けた。ニュースを見ること自体が恐くなって、しばらくの間はニュースが始まるとテレビを消したり、チャンネルを変えたりしていた。この経験が私の大きなトラウマになっているのだと思う。

子供の頃に私のような思いをして環境問題に関心をもつようになった人って、案外多いのかもしれない。政府がいつまで経っても変わらないのとは対照的に、市民はこれまでの経験から着実に何かを学び、成長していっているのだろう。そう考えると希望がある。
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