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● ● ひとりごと ● ● |
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2001年2月24日(土)福岡地方小雨 |
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私は肌が強い方ではないらしい。福岡市は水事情があまりよくない。水源がないのに人口が密集していて、水不足もしょっちゅうだ。その上、他の郊外の都市に比べ、水道水中の塩素の濃度が高いように感じる。
福岡市内に住むようになってしばらくして、顔の肌が荒れてしまった。頬の部分がパリパリに乾燥して、うろこのようになった。変化したことといえば、水だけだ。化粧品も変えていない。水道水のせいじゃないかと思いあたり、ミネラルウォーターを買ってきて、それで顔を洗ってみた。肌は何日かで元通りになった。
その後浄水器を取り付けるまで、洗顔にはミネラルウォーターを使っていた。そして浄水器を取り付けてからは、当然浄水器の水で毎日顔を洗っている。以来、肌がパリパリに乾燥することはなくなった。水道水で顔を洗うなんて、今では考えられない。水は大事だとつくづく思う。
私はスポーツが苦手だけど、泳ぐのだけはけっこう好きで、運動のためにプールに行こうと思い立ったことがある。実際に何回かプールに行ったのだが、プールの水は水道水以上に塩素の濃度が高い。やっぱり肌が荒れてしまい、行くのをやめてしまった。
殺菌に塩素を使う代わりに、酸性水を使ったプールがあると聞いたことがある。ぜひそういうプールを広めてほしい。需要はけっこうあると思うけど。 |
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2001年2月15日(木)福岡地方晴れ |
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楽しみにしているテレビドラマがある。年に2回ほど放送される「向田邦子ドラマシリーズ」だ。いつも同じような設定のドラマで、戦争の影がそこまで迫った昭和のはじめ、母と三人姉妹の平和な家庭に男性が現れ、さざなみを立ててまた去っていく、だいたいそんなお話だ。出演者も決まっていて、母に加藤治子、長女に田中裕子、さざなみを立てる男性に小林薫、脇に四谷シモン、故藤田敏八などだ。
そのドラマシリーズが、このあいだ最終回を迎えた。これまでずいぶん長い間放送されてきたのに、どうして終わってしまうのかわからないが、とにかく終わってしまうのがとても寂しい。時代設定、ゆっくりとしたテンポ、出演者、どれをとっても大好きだった。
数年前に母の妹、叔母が亡くなった。叔母が亡くなる前、病床で『人恋しくて』という本を読みたがっていることを母から聞いた。私はその本を買うために書店へ行った。そうして手にした本は、向田ドラマを演出する久世光彦氏が、俳優、作家、映画監督などの著名人について書いたエッセイだった。
母は四人姉妹の長女で(間に一人弟がいるけど)、私にとって母の妹たちはとても近い存在だった。けれど、それまで叔母と大人同士として話をしたことはなかったから、叔母がどういう嗜好なのかまるで知らなかった。年代も違っていたし、何か共通の話題があるとは考えてもみなかった。叔母が久世光彦の本を読みたがっているということを知って、初めて叔母と通じる部分を見つけたような気がした。
母たちの実家はただの田舎の農家だが、時代もあったのか、家族のことを「父ちゃま」「母ちゃま」「姉ちゃま」と呼び合っていて、子供心に優雅だなあと思っていた。向田ドラマの母と姉妹たちとだぶってしまうところがある。おっとりしているけど芯はしっかりした長女、はっきりしていて現代的な次女...。叔母が向田ドラマを見ていたかどうかわからないけれど、もしかしたら叔母もドラマの中の家族に共感を感じていたかもしれない、なんて思う。
結局、私が叔母にその本を渡すことができたのは、叔母の葬儀の日だった。開け放たれた縁側から見えた、雲ひとつない青空と川原一面に咲いた菜の花がとてもきれいだったことを憶えている。 |
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2001年2月10日(土)福岡地方晴れ |
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一年前、知り合いのMさんの体重は90kgくらいだった。身長175cmで90kgだと、肥満といって差し支えないと思う。私がMさんと知り合った7、8年前の体重は70kgくらいと言っていたと思う。見た感じ中肉といったところだった。太ってもいないし、痩せてもいない、というくらい。それでも太った方で、その前は60kgくらいだったらしい。
Mさんは10年ほどで30kg近くも体重が増えてしまったのである。太り始めた時期は、ひとり暮らしを始めた時期と重なっている。食事のほとんどを外食に頼るようになったことが原因だと思う。毎日ファミレスやホカ弁で、脂っこく、カロリーの高い食事を続けた結果なのだ。最近では、久しぶりに会う人には必ず、「太りましたねえ!」と言われていたらしい。
そして現在、Mさんの体重は80kg弱だ。1年足らずで10kgほどの減量だ。Mさんは1年ほど前から、食材宅配サービスの会社の「健康食」という宅配食を1日1食利用している。「健康食」は、その名の通り健康的な食事で、お弁当の形で宅配されるのだが、フタにはその日の食事のカロリーとかも書いてある。だいたい1食700kcal くらい。いわゆる日本食で、ひじきや煮豆など、見るからに健康的な惣菜が中心だ。主婦の私が作る毎日の食事より、はるかに健康的な気がする。
夕食をその「健康食」にしたこと以外は、今までと同じ食生活だそうだ。甘いものが好きで、毎日間食は欠かさないようだし、これといった運動もしていない。1日に1食だけをカロリーの低い食事に変えただけで、1年で10kg痩せたということだ。本人はあと5kgは痩せたいといっている。その一口、そのチョコをがまんすれば、5kg痩せる日も近いと思いますよ。 |
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2001年2月3日(土)福岡地方晴れ |
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私はお茶好きだ。マスカットの香りのするダージリンが好き、とかいうほど通ではないが、とにかくお茶が好きだ。日本茶はもちろん、紅茶も中国茶も好きで、私なりのこだわりがある。例えば器。日本茶や紅茶を飲むときは、内側が白い器と決めている。内側が白くてお茶の色がはっきりわかる器でないと、おいしく感じない。ほうじ茶やウーロン茶は内側に色がついたいわゆる陶器でもまあおいしく飲める。コーヒーだと器はほとんど選ばない気がする。何か根拠があるわけでもないが、この器へのこだわりは譲れない点だ。
それから季節。紅茶はだいたい年間を通して飲むが、日本茶は季節で飲み分けがある。今くらいの寒い季節はほうじ茶がおいしく感じられる。夏になると熱い緑茶がおいしくなる。秋になり少し寒くなってくると、それまでおいしいと感じていた同じ緑茶があまりおいしくなくなってくる。そしたらほうじ茶の季節だ。緑茶は体を冷やすと聞いたことがある。それが本当だとすれば、体はとても正直だ。自分の感覚に耳をすませば、自分に必要なものがわかるのだとつくづく思う。
とにかくお茶は一日中ひっきりなしに飲む。仕事が忙しくて飲むたびにお茶を入れるのがめんどうなときは、保温ポットにまとめてお茶をつくっておく。保温ポットに入れておくのに最適なのはほうじ茶だ。緑茶は時間がたつと色も茶色に変わり、味も著しく落ちてしまう。紅茶も入れ立てのときより味が落ちる。ほうじ茶は時間がたってもあまり味が変わらない。時間がたった方がおいしく感じられる気さえする。烏龍茶は試したことがないが、これもけっこういけるかもしれない。
あまりお茶が好きではなかった夫が、仕事で中国へ行き中国のお茶文化に触れ、すっかりお茶好きになって帰ってきた。これは私にとっては喜ばしいことだ。おみやげの龍井(ロンジン)茶は中国の緑茶で、日本の緑茶とだいぶ違っていたが、おいしくてあっという間になくなった。 |
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