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● ● ひとりごと ● ● |
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2001年1月26日(金)福岡地方雨 |
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有明海の養殖ノリの不作が問題になっている。有明海といえば、福岡市からそう遠くなく、私たちには馴染みの深いところだ。干潟が多く、ムツゴロウなどの干潟の生き物の中には有明海特有のものも多い。養殖ノリの生産量も日本全体の4割近くを占めている。この被害の原因は、諫早湾干拓事業だという見方がある。
被害は養殖ノリだけに留まらない。有明海に生息するすべての生き物に影響が出ている。魚はもちろん、アサリなどの貝類なども激減し、干潟に飛来する渡り鳥の数も減少している。毎年11月の終わりごろになると、諫早湾の干潟を赤く染めていたシチメンソウという植物も去年は紅葉しなかったそうだ。有明海は死に瀕している。
諫早湾干拓事業が計画されたのは昭和27年、干拓地は農地として利用される予定だった。その後、農地としての必要性はなくなり、「防災」という名目を与えられた。必要のない公共事業のひとつだったと思う。1997年、多くの人の反対を押し切って、諫早湾の堤防の水門は閉められた。
干潟は川からの流れを浄化する腎臓の役割を果たしているのだそうだ。有明海の中のひとつの干潟を堤防で堰き止めたことによる影響は、諫早湾の中だけに留まらず、有明海全体に及んでいる。自然は私たちが考えるより、はるかに複雑で微妙なバランスの上に成り立っているのだと思う。私たちの身体と同じように。
水門を開けるかどうかの判断は、行政の再調査の結果を待ってからということになるらしい。結果が出るのは今年の9月だという。有明海の環境を悪化させている原因が諫早湾の堰き止めである可能性が少しでもあるのならば、まず堤防の水門を開けてから、再調査をすべきだと思う。自然は待ってはくれないのだから。 |
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2001年1月19日(金)福岡地方晴れ |
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今週月曜日、福岡でも雪が降った。前夜から降り始めた雪は、福岡市内でも5cmほど積もった。ちょっとした雪だるまが作れるくらいの積雪だ。家々の屋根や木々には、昼間も雪が残ったままだった。
こんなことを言えるのは、九州という温暖な地方に住んでいるからだと思うけれど、大人になっても雪が積もったりするとちょっとうれしくなる。誰も歩いていない真っ白な雪の上をきゅっきゅっという音を立てながら歩くのは、何だか気持ちがいい。子どもだったら、雪合戦でもしたくなるところだ。
こんなに雪が降るのは、福岡では数年ぶり、いやひょっとしたら、十数年ぶりかもしれない。私が子どものころには、このくらいの雪が福岡でも年に何回かは降っていたと記憶している。毎年、雪だるまをつくったり、学校で雪合戦をした思い出がある。しかし、特にここ数年、雪はめっきり降らなくなった。地球温暖化ってほんとなんだ、と実感できてしまう。
もしかしたら、福岡で雪を見ることができなくなる日がくるかもしれない、と思うと悲しくなる。 |
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2001年1月12日(金)福岡地方曇り |
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我が家では、暖房にデロンギのオイルヒーターを使っている(我が家ではデロンギと呼んでいる)。使い心地はとてもいい。難燃性のオイルを暖めてパネル内を循環させる方式なので、音はしないし、空気も汚さない。静かにゆっくりと部屋全体を暖めてくれる。石油ファンヒーターのように顔だけがほてって手足が冷たいということもないし、エアコンのように肌が乾燥することもない。
ただし、電気代が高い。買った当初、何も考えず消費電力を最強にして1日中つけっぱなしで使っていたら、その月の電気代が17000円にもなって大ショックだった。家族が二人でオール電化でもないのに、この金額は高い。空気も汚さず、体にはとてもやさしいけれど、これだけ電気を消費していたら、環境にやさしいとはいえないかもしれない。
それでも私はこのデロンギをやっぱり使い続けたいと思っている。デロンギ社はオイルヒーターに寿命がきたら、回収して本体とオイルを再利用してくれる。それに私自身、デロンギを使い始めてから、部屋をやみくもに暖かくするようなことはしなくなった。サーモスタットで適温を低めに設定しておけば、適温になると自動で運転を停止してくれるのだ。元は電気代を抑えるためにやったことだが、結果的に部屋を暖めすぎない習慣ができた。
ほんとうは、夜、デロンギを低温でつけっぱなしにして部屋をほんのりと暖めて寝たら気持ちいいだろうなあという欲望がある。太陽光発電や風力発電のような、ほんとうの意味でのクリーンな電気が普及して、電気代も下がり、デロンギを心置きなく使える日がくることを祈っている。何だか今年は始めから電気の話ばかりになってしまった。 |
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2001年1月5日(金)福岡地方晴れ
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21世紀の幕が開けてしまった。遅い夕食の洗い物をしている間に21世紀になってしまった。何だかあまりにも普通に世紀をまたいでしまって、まるで実感がない。「あの頃の未来に僕らは立っているのかなあ♪」と口ずさんでしまいたくもなる(私はSMAPファンじゃないけど、『夜空ノムコウ』は名曲だと思う)。
『2001年宇宙の旅』(スタンリー・キューブリック)で描かれた2001年の世界は実現しなかったが、さまざまな技術が発達し、世界はすごいスピードで変化している。21世紀は環境の世紀などといわれているが、日本は正しい方向に進んでいるのだろうか。
電力事業が自由化されて、ここ数年のうちに、日本の電力業界に外資系の電力会社が参入するといわれている。原発推進一辺倒の日本の電力業界に風穴を開けてくれることを期待したい。
21世紀、人類の未来が輝かしいものでありますように。 |
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